2025/03/07
現在、ノロウイルスによる食中毒が全国で多数発生しています。
ノロウイルスによる食中毒を防ぐために、ノロウイルスによる食中毒の症状や予防方法などをご確認ください!
【ノロウイルスによる食中毒の症状】
・潜伏期間(感染から発症までの時間)は、24~48時間です。
・主な症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱です。
・通常、これらの症状が1~2日続いた後、治癒し、後遺症もありません。
・感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。
【ノロウイルスによる食中毒の予防方法】
ノロウイルスは、患者のふん便・おう吐物や家庭・施設内における飛沫などによって人から人へ感染します。そして、ウイルスを手などに付けたまま調理をすると、食品が汚染されて食中毒になってしまう可能性があります。
ノロウイルスによる食中毒を予防するためには、次の方法が有効です。
(1)調理する人の健康管理
・下痢や嘔吐などの症状があるときは、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。
・家族の健康状態(下痢や嘔吐などの症状が無いか)も注意しましょう。
・「厚生労働省HP ノロウイルスに関するQ&A Q18」もご参照ください。
(2)調理前などの手洗い
・トイレの後、調理前、盛付け前、次の調理作業前などのタイミングでこまめに手を洗いましょう。
・厚生労働省リーフレット「できていますか?衛生的な手洗い」を参考に、
衛生的な手洗いができているかを今一度確認をお願いします。
(3)調理器具の消毒
・塩素濃度200ppmの次亜塩素酸ナトリウムを使うか、熱湯・熱風(85℃以上)で1分間以上加熱しましょう。
・一般的なアルコール消毒では効果がありません。
・具体的な消毒方法については「厚生労働省HP ノロウイルスに関するQ&A Q17」をご参照ください。
(4)食材の十分な加熱
・牡蠣などの2枚貝は、中心部まで十分に火を通すようにしましょう。
(中心部が85℃~90℃で、90秒以上の加熱が望まれます。)
・「厚生労働省HP ノロウイルスに関するQ&A Q15」もご参照ください。
【参考になるホームページ】
・首相官邸ホームページ「ノロウイルス(感染性胃腸炎・食中毒)対策」
・厚生労働省リーフレット「ノロウイルスによる食中毒」
・厚生労働省ホームページ「ノロウイルスに関するQ&A」
・厚生労働省リーフレット「できていますか?衛生的な手洗い」
・静岡市ホームページ「ノロウイルス食中毒にご用心!」
【たべしず動画】