生食用食肉の静岡市内での提供実態調査結果を公表します
2011/06/06
北陸地方で発生した腸管出血性大腸菌O-111集団食中毒事件に対応して、静岡市では5月2日より1ヶ月間、市内の飲食店等での生食用食肉の提供実態調査を実施しました。
静岡市では、以前から「生食用でない食肉を生食用として提供することのないように」という指導を飲食店等に対して行ってきましたが、今回の調査結果を、今後の指導と新たに施行される予定の厚生労働省の「仮称・生食用食肉等の安全性確保についての規格基準」の運用に活用します。
飲食店等の検査総数(平成23年6月3日現在)
94件
生食用食肉メニューの提供について
有→ 29件
無→ 9件
現在は自粛中→ 56件
提供している(いた)施設の生食用食肉の厚労省基準の適合状況について
適合→ 1件
不適合→ 84件
※全ての立ち入り施設に対して、肉の生食のリスクを説明指導しました。
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