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食の安全対策推進事業

 今日、私たちが手にする豊富な食品は、生産、製造、加工、貯蔵等の技術の高度化、輸送の広域化、効率化に支えられています。その反面、生産から消費までの過程で使われる飼料、肥料、農薬、抗生物質、添加物や器具、容器の安全性が問題となっています。また、牛海綿状脳症(BSE)、食品の偽装表示、ダイエット食品による健康被害など食品に関係する新たな問題が発生し、食に対する消費者の不安や不信は一層高まり、これらの不安や不信の解消への対応が強く求められているところです。

 

 本市においては、食品安全基本法の制定を受け、同法の基本理念にのっとり、庁内に「静岡市食の安全対策推進連絡会」を設置し、生産・流通から消費に至る総合的な食の安全に関する施策を展開しています。

 

 食の安全対策の推進に当たっては、消費者の健康の保護を最優先に食の安全の確保を図ることとし、これまでの施策の充実・強化を図るとともに、健康被害が発生してからの事故対応型手法よりも危害要因が消費者に及ばない事前防止型手法に重点をおく必要があります。そのうえで、情報を共有し、意見を交換するなどして、生産者、食品等事業者、消費者及び行政が協働して食の「安心の提供」と「安全の確保」を図るものとします。

 

静岡市食の安全・安心アクションプラン

2024/02/02

アクションプランとは?

 「静岡市食の安全・安心アクションプラン」は、「食の安全の確保」と「食の安心の提供」のために静岡市が取り組む事業をまとめて市民の皆様にお示しする行動計画です。

 平成15年5月に公布された食品安全基本法に基づき、庁内の関係部署が連携するとともに、国、県等の機関との協力、さらに消費者や生産者・食品事業者との協働によって各事業が実施していきます。

 

進行管理

 庁内関係部署で組織された「静岡市食の安全対策推進連絡会」が、プランの進行管理を行います。

 プラン中の事業について、実施状況の報告と評価を毎年度行い、「食の安全・安心意見交換会」での審議、市民からいただいたパブリックコメントを進行管理の参考とします。

 また、計画期間内に制度や組織の改正、社会状況の変化等があった場合は、必要に応じてプランの見直しを行います。