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10月

2012/10/10

~食べごろ 旬の食材紹介~

◆きのこ類◆

 栽培されているものが1年中出回っていますが、天然のものは秋が旬です。
 しいたけ、しめじ、えのきだけ、なめこ、まいたけ、エリンギ、きくらげなどのよく見かけるものから、代表的な秋の味覚のまつたけや世界中で食べられているマッシュルーム、三大珍味で香りが特徴のトリュフなど、種類は豊富にあり、味や香りはそれぞれ特徴があります。
 きのこ類といえば食物繊維が豊富です。食物繊維は便秘解消や糖・コレステロール吸収を抑えるなどの効果があります。食事の一番最初に食物繊維を豊富に含む野菜やきのこ類、海藻類を食べると食後の血糖値が上がりにくいと言われています。
 他にも、カルシウムの吸収を助けるビタミンDや糖質をエネルギーに変える手助けをするビタミンB1、脂質の代謝を助けるビタミンB2なども多く含みます。ビタミンDは日光に当てると増加します。調理に使う前に、30分ほど日光に当てるだけでも効果があるようです。
 きのこ類は、軸が太くてしっかりしているもの、かさが開き過ぎていないもの、ハリがあって湿っていないものを選びましょう。また、香りもうま味の一つなので、早めに食べましょう。

 

 新米が出始め、ごはんがおいしくなります。ごはんに合う、きのこのおかずを紹介します。
~手作り なめたけ~


<材料>
 ・えのきだけ   1袋
 ・酒        大さじ1
 ・みりん      大さじ1
 ・しょうゆ     大さじ1
 ・一味唐辛子  適量
<作り方>
 ①えのきだけは根元を切り落とし、半分に切ってほぐす。
 ②鍋に酒、みりん、しょうゆを入れ、火にかけ、沸騰したら①を入れる。
 ③混ぜながらしんなりするまで炒り、一味唐辛子をふってひと混ぜし、火を止める。
 ※調味料は、お好みで調節してください

 

 

~しずおか元気応援フェアに参加しました~
 
 10月6・7日に「しずおか元気応援フェア2012」がツインメッセで開催されました。このイベントの「食のゾーン」において、静岡県健康増進課と関東農政局静岡地域センターと共に、パネル展示やクイズ、食のお約束などを行いました。
 静岡市健康づくり推進課は、「おはしの正しい持ち方できるかな」と「栄養士食事相談」を行いました。「おはしの正しい持ち方できるかな」では、おはしの持ち方を確認しながら、小豆や大豆などいろいろな大きさの豆を箸ではさんで、皿から皿へ運びます。大きさが違う豆は、箸ではさむときに、力加減や角度などに注意が必要です。また、乾燥した豆は滑りやすく、大人も子どもも持ち上げるのに一苦労。真剣に、最後の一つまで皿から皿へ移していました。また、家族や友だち同士で競争する姿もあり、楽しみながらも、箸の持ち方を再確認することができたようです。
   

 食事相談も希望者が多く、栄養面や食事の量、子どものおやつや好き嫌いなど、日々の食事で気になることへの相談がありました。