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平成21年 食育取り組み状況の紹介①

2010/04/06

 静岡市では、19年度に策定された「静岡市食育推進計画」の四つの柱(基本項目)
 ①食を学ぶ 
 ②食を通じた健康づくり 
 ③食の安全・安心に配慮した食育 
 ④人や自然との交流による食育 

に、基づき食育を推進しています。(詳しくは、たべしずネット「静岡の食育」ページの「静岡市食育推進計画」をご覧ください)
 各団体、幼稚園・保育園、関係課の 平成21年 食育の取り組み の中から、それぞれの基本項目より、いくつかを紹介します。

 

①食を学ぶ より

清水農業協同組合
◎農業の情報発信
 組合員に向け、情報誌「しみずの風」を毎月発行、また、農業教材本を清水区内28小学校(5年生)に配布し情報を発信。
◎静岡茶PR
 茶商、生産者の連携で、富士山頂にて日本一日本茶の発展を祈願したお茶の奉納と試飲サービス(富士山プレミアム茶)を行ったり、地域内の小中学校、幼稚園へ飲み茶を寄贈しPR。

しずおか市消費者協会
◎静岡市消費者生活展
 1~2月にしずおか市消費者協会に所属する団体と協力団体が、食をテーマとするパネル展示を行った。

静岡農政事務所
◎「静岡版食事バランスガイド」の普及
 静岡県産農産物などを使い、地域色豊かな「静岡県版食事バランスガイド」を作成。農政事務所、県、市主催のイベントで配布し、併せて、食事バランスガイドの説明や講演を実施し、家庭や地域での「食事バランスガイド」活用促進と「日本型食生活」と「地産地消」の促進をする。

あいわ保育園
◎野菜の学習
 野菜(食)に関心を持ち、野菜を好きになるような体験を実践。旬の野菜を季節毎体験する。
 春⇒野菜に触れる(春キャベツ、新玉ねぎ、たけのこ)
 夏⇒夏野菜の色の秘密(トマト、ピーマン、なす、きゅうり)
 秋⇒野菜あてゲーム(柿、りんご、里芋、きのこ、かぶ、ブロッコリー)
 冬⇒大根の各部分の味の違いを感じる(おろす、生、ゆでる)
また、野菜の中を観察したり、野菜の育ち方や好き嫌いなどのテーマに沿ったクイズや色ぬり等の手作り教材で学ぶ。

新富町保育園
◎新茶を味わう会
 いろいろな種類のお茶やお茶の持つ力を知る。インストラクターによる講話(種類、効能) 、お茶の飲み比べ(緑茶、玄米茶、ほうじ茶)を行なった。インストラクターには、年齢に合った話をしていただいた。
◎米作り
 ご飯となって食べるまでの過程を稲を育てることにより知る。田植え、水やり、稲刈りなどを行い、玄米の試食をした。

静岡大学附属幼稚園
◎食育メニュー給食
 静岡大学の新井映子先生作成の季節・旬・和食の良さを伝える献立を業者に注文。静岡市内の複数園が同じ給食を取り入れている。咀嚼能力育成のための献立も作成し、市内の幼稚園に啓発活動をしている。
◎五節句等の年中行事
 五節句等にちなんだ食べ物を知る機会として会食をしている。

やよい幼稚園
◎食事のマナー、箸の持ち方指導
 統一した食事指導を各クラスごと実施し、その中で問題点をあげ、改善をしていく。
◎お月見団子を作ろう
 クッキングを通して食べ物に興味を持ち、また、行事食を知る
◎もちつき大会
 1人ずつ餅つきを体験し、できあがったら自分で丸め、きなこやしょうゆで食べる。

健康づくり推進課
◎食育まつり
 8月15日に清水保健福祉会館 はーとぴあ にて食育まつりを開催。体験、試食、講演会、クイズ、展示などにより楽しく食を学ぶ。
 体験⇒お茶あてゲーム、大豆つまみ競争、みかん寿司作り など
 試食⇒みかん寿司、昔のおやつ(きなこあめ)
 講話⇒笑っちゃう食育講座、エプロンシアター、絵本読み聞かせ など
 展示⇒お茶料理いろいろ、昔のおやつと今のおやつ、簡単朝食メニュー など
 その他⇒食べても大丈夫クイズ、おもちゃ作り など
◎食育の普及啓発活動
 6月の食育月間中に市役所ロビーにて、パネル展示や静岡版食事バランスガイド、メニュー集等の配布により普及啓発活動を行った。

学校給食課
◎親子料理教室
 各給食センターにおいて、児童・生徒・その保護者を対象として、料理教室を開催。