餅つきでの食中毒を防ぐために
2016/12/26
餅つきは、地域や学校等でのイベントとして多くの場所で実施されています。
餅を作ったり、食べたりしながら交流を深めることができる楽しいイベントですが、毎年餅つきを原因とする食中毒が発生しています。
2016年12月には、熊本県内の保育園で行われた餅つき大会の餅を介してノロウイルスが広がってしまい、50名近くが下痢や嘔吐といった症状を呈する事態となりました。
食中毒予防のポイントをおさえ、安全で楽しい餅つきを行うようにしてください。
しっかり手洗いをする
食中毒予防の基本!二度洗いが効果的です。
使う道具を洗浄・消毒する
道具は洗浄するだけでなく、熱湯等で消毒してから使いましょう。
体調の悪い人は作業しない
家族に体調が悪い人がいる時も、調理に参加するのを避けましょう。調理する人を限定することも大切です。
手袋を使用する(過信は禁物)
手袋をつける前には必ず手洗いをしてください。
餅をつくときの水はこまめに取り換える
餅をつくときに欠かせない水ですが、何度も手が触れるため不衛生になりやすいです。
手の込んだ調理はしない
調理工程が増える程、菌やウイルスがつく可能性も増えます。
餅を持ち帰らない
菌は時間とともに増えていきます。
安全のためにもうひと工夫
●食べる直前にもう一度加熱する
ついた餅を焼く、お雑煮やお汁粉にするなど、食べる直前に食材を充分に加熱することは食中毒予防に効果があります。
●ついた餅とは別に食べる用の餅を用意する
お正月に向けた餅つきであれば、ついた餅は鏡餅にしてみてはいかがでしょうか。みなさんで食べるための餅は市販のものにするなど、別に用意することもご検討ください。
餅つきでの食中毒にご注意ください(117.8 KB)
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