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食育応援団活動報告(11月)

2013/12/16

 11月は、保育園や幼稚園、小学校、高校、老人会での活動がありました。幼児から高齢者まで、それぞれの応援団から食について楽しく学ぶ様子を紹介します。

◎Doみそくらぶの活動

 日 時 :平成25年11月15日(金)9:30~11:30
実施場所:服織第2保育園 年長組保育室
       年長児29名 保育士7名
 内 容 :・大豆、こうじのお話とみそ造りの説明
       ・みその材料の大豆、こうじ、塩の匂いをかいだり味見をする
       ・3つを混ぜ合わせて匂いをかいだり味見をする
       ・みそをもむ
       ・もんだみそを使って味噌汁を作り、味わう
       ・こうじ菌劇場を見る

 感 想 : お話が分かりやすく、子どもたちが興味を持ってよく聞いていました。
       実際のみそ造りでは、踏んだりもんだりと体を使ってやることで、
       とても楽しんで取り組むことができました。
       作る前の段階から味見をして、味の変化を感じることができました。
       そのみそを使って、すぐに味噌汁を作り味わうことができたので感動的でした。
       また、ぜひやってみたいと思いました。

 

 日 時 :平成25年11月22日(金) 9:15~12:00
実施場所:清沢幼稚園プレイルーム
       子ども、保護者、職員 20名
 内 容 :・食育の話
        和食のすすめ~中学生の実態より~
       ・みそ造り
        大豆やこうじの匂いをかいで食べる
        大豆をつぶす
        こうじと塩を混ぜる
       ・みそマッサージ
       ・味噌汁を作って食べる

   
 Doみそくらぶ田中さんからみそについてのお話がありました。発酵やこうじ菌の説明、みそ造りについてなどの展示もあります。

  
参加者みんなで大豆をつぶして、もんでいきます。体重をかけて力強く!

 
作っている途中のみそはどんな味かな?    

感 想 : 毎日食べている味噌汁(みそ)のパワーについて改めて知ることができた。
       みそ造りをするだけでなく、途中、匂いをかいだり味わったりして、五感を通して
       みそ造りを体験できたことで、よりみそへの関心を高めることができた。

 

◎JA高部女性部 地域活性化クラブの活動

 日 時 :平成25年11月8日(金)10:00~12:00
実施場所:高部保育園 年長保育室
       年長5歳児 39名
 内 容 :・高部地区のみかんで、絞り機を使って生ジュースを作る
       ・高部地区で収穫された新米でおにぎりを作る
 感 想 : 子どもたちは、みかんの生ジュースを飲むことは初めてだったと思うが、
       みかんの香りや素材の甘さを感じることができた。
        また、絞り機が子どもでも使えることで、簡単にジュースが作れ、
       年齢に適した活動だった。
        地域の方との触れ合いになり、手を取ってみかんを入れたり、絞り方を
       教えてもらったり、おにぎりの三角握りを知ることができたりと良い経験が
       できた。
        高部地区の産物を知ることで、食品に対する親しみが持てたようである。

 

 日 時 :平成25年11月15、19、22日 10:30~13:00
実施場所:静岡サレジオ小学校調理室
       6年A組 20人、6年B組 20人、6年C組 20人
 内 容 :・静岡市で採れる野菜の種類や特徴、料理法を知り、調理する
       ・家庭科の学習、「一食分の調理」で菜飯、味噌汁、うま煮、お浸しの4品を作った
       ・野菜についてのお話を聞く
        こんにゃくはこんにゃく芋から作る、枝豆はそのまま置くと大豆になるなど
  
    
   JA女性部の方に野菜の切り方を教えてもらいました。

   
   食材の扱い方や料理に加えるタイミングなど、調理のコツも教えてもらいました。

感 想 : 新鮮採れたて野菜や自家製ののこんにゃく、味噌を用意していただいた。
       どれもたいへんおいしくいただくことができた。
        また、調理実習を一緒に見ていただき、大人の目が行き届き、けがなく上手に
       調理することができ、児童の満足、自信へとつながっている。

 

◎大石正則氏(高座名 いちご大福)の活動

 日 時 :平成25年11月26日(火)13:50~15:10
実施場所:富士見台公民館
       老人クラブ会員 37名(富士見台1丁目)
 内 容 :食育の話「ワッハッハ!笑って覚える食育だぁ!」
       高齢者向け、笑ってためになる食の話

  
 笑いを交えながら、日々の食事の大切さについて講演していただきました。

  
 楽しく笑いながら聞くことで、内容が記憶に残るそうです。楽しい話の後は、手指を使った体操もしました。

 感 想 :聴衆者とのかけひき良い話、高齢者に適した内容だった。
       今回、食育応援団を初めて活用した。
       準備や費用が少しでも容易にできるのなら今後も活用したい。

 

◎静岡市食生活改善推進協議会の活動

 日 時 :平成25年11月7,11,18日
実施場所:静岡雙葉高等学校 調理室
       高3西・南組 30人、高3北組 34名、高3東・西組 17名
 内 容 :魚の三枚下ろし実習、やさしい料理実習
       献立:雑穀ごはん、あじのトマト煮、みず菜と大根のじゃこサラダ、
           きのこのみそ豆乳スープ、さつま芋とリンゴの重ね煮

    
  魚を下ろす様子を全員で見ながら、手順を教えてもらいました。次に、生徒が初めて魚の三枚下ろしに挑戦です。

    
   野菜の切り方や調理の手順も教えてもらいました。 
  

 感 想 : 9月末頃、食育応援団の書類をいただき、ちょうど魚の下ろし方を含む魚料理の講師を
       探していたため、食育応援団にお願いしました。
        食生活推進協議会の皆さんから、食物繊維たっぷりのアイデアレシピを教えていただきました。
       これから大学生活へと進んでいく生徒たちにとって、良い実習になったと思います。
       普段は教科書や資料集に載っているレシピを参考にして実習を行いますが、実生活に即した
       レシピで、アイデアたっぷりの料理は家族への愛情たっぷりでもあり、とても勉強になりました。
        お忙しい中で、高校生用にレシピを作ってくださり、感謝申し上げます。
        また、活用させていただきたいと思います。ありがとうございました。