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清沢の畑で農業体験~最終日~

2009/10/30

 今回10月24日(土)が、今年度の清沢農業体験最終日となりました。今回は「稲刈り」 「さつま芋掘り」を行いました。

稲刈り
 
6月に体験した棚田での田植え。清沢の皆さんのおかげで稲刈りができることとなりました。初めて体験した田植えに続いて、初めて体験する稲刈り!!今回収穫した米は、残念ながら食べることはできませんが、普段での生活の中にはない貴重な体験でした。

さつま芋掘り
 
秋になり、美味しく実ったさつま芋。この日のために、清沢の皆さんが大きく育ててくれました。掘ったさつま芋で焼き芋教室も開かれました。今回のさつま芋は、焼き芋、ふかし芋、さつま汁に大変身!!
 さつま芋を使った料理・・・どんなものが思い浮かびますか?スイートポテト、クッキー、ケーキ、芋ようかん、蒸しパンなど洋菓子、和菓子でよく見かけます。甘いお菓子だけでなく、天ぷらやサラダ、煮物、炒め物など御飯のおかずとしてもさつま芋は使うことができます。今の時期においしいリンゴと一緒に煮ると、箸やすめやおやつの一品になります。

 

 作業が終わったところで、昼食です。できたての焼き芋、持ってきたおにぎりと、食生活改善推進委員さんが用意してくれたさつま汁、ふかし芋、りんごを食べました。体を動かした後は、お腹がすいているので、とっても美味しく感じます。たくさん用意したさつま汁やりんごも短時間でなくなってしまいました。

 

 昼食後は・・・
 まずは、清沢地区に伝わる「清沢神楽」の体験です。まずは大人の神楽をビデオで見ました。ビデオ鑑賞後、子ども神楽を実際に、目の前で舞っていただきました。衣装をつけた小学生の女の子の舞に大人も子どもも見入っていました。神楽を舞った女の子、農業体験参加の子どもたち共に、お互いによい刺激を受けたのではないかと思います。
 その後、食育の話。米やさつま芋を自分の手で収穫し、何かを感じたであろうこの時に、さつま芋や食事に関する話を栄養士がしました。

 

 今回の農業体験の参加者は、応募親子20名、清沢の子ども15名、清沢天狗の会8名とスタッフ6名です。天気は曇りでしたが、農業体験参加者にはちょうどよかったのではないでしょうか。
 

 今年度は3回行われた清沢農業体験。体験によって、作物の生長や収穫までに行われる作業などの作物を育てることの苦労、収穫の喜びを感じてもらえたのではないでしょうか。応募による参加者、清沢の参加者のお互いが影響しあい、よい経験ができたと感じていただければと思っています。また、紙芝居や収穫した作物、昼食に食べた料理の話などをする食育の時間も少しありました。この体験を通して、「食」に興味を持っていただけるとうれしく思います。