正しい知識と理解があれば、本当に気をつけなければいけないものが見えてきます。
「リスクコミュニケーション」(リスコミ)・・・聞きなれない言葉かもしれません。
食の安全には「絶対安全」はありません。安全を脅かす要因=リスクを評価し、制御することが「食の安全を守る」ことになります。
そして、科学的根拠に基づいた知識をもって消費者、事業者、行政などいろいろな立場からリスクについての情報や意見を交換することが、リスクコミュニケーションなのです。
静岡市食の安全対策推進連絡会では、生涯学習施設や学校で「食の安全」についての講座を開き、その中で参加者とのリスクコミュニケーションの機会を作っています。
ただ一方的に情報を流すだけの講座でなく、参加者の疑問、日ごろから感じていることについて話合いながら、「食の安心・安全」が実感できるような講座を目指しています。
親子で食中毒について学んだ後、正しい手洗いの練習。
小学生がプリンを作りながら、市販のプリンとの違いを通して添加物について勉強。
持ち寄った食品表示のラベルを見ながら講師と参加者がミーティング。