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賞味期限と消費期限

2008/10/21

賞味期限と消費期限、どうちがうの?

 賞味期限とは、定められた方法により保存した場合に、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日のことです。

消費期限とは、定められた方法により保存した場合に腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日のことです。

簡単にいえば、

  • 消費期限は傷みやすい食品についており、安心して食べられる期限です。
  • 賞味期限は、傷みにくい食品についており、美味しく食べることができる期限です。

 

 

期限が切れたら、食べないほうがいいの?

 消費期限は、食品の開封前の状態で定められた方法で保存すれば食品衛生上問題が生じないと認められる期限になりますので、消費期限を過ぎたら食べない方がいいです。

賞味期限は、おいしく食べられる期限となりますので、賞味期限を過ぎた食品であってもすぐに食べられなくなるわけではありません。消費者が個別に判断する必要があります。

 

 

賞味期限、消費期限は誰がどうやって決めているの?

 基本的には、その食品を製造したところが、期限を決めています。

 食品の特性、品質変化の要因や原材料の衛生状態、製造・加工時の衛生管理の状態、容器包装の形態、保存状態などを勘案して決定する必要があるため、それらの情報等を持っている製造業者等(表示義務者)が期限の設定をする必要があります。

 製造業者等は微生物試験、理化学試験、官能試験等を含め、科学的・合理的な根拠に基づいて期限を設定する必要があります。

 通常は、そうやって出した期限に「安全係数」として1未満の小数(あまり短くしても食品の無駄につながるので、0.8以上を推奨しています)をかけたものを期限としています。

 

 

期限切れの食品を売ったら法律違反なの?

 実は、期限切れの食品を売ることは法律違反ではありません。

 食品衛生法では、健康に危害を及ぼすおそれのある食品の販売を禁止していますが、食品の期限表示は、通常合理的なデータに基づいて設定された期間に、安全係数として1未満の小数をかけています。つまり、期限が切れたからといって、それが必ずしも健康に危害を及ぼすおそれがあるとは限らないのです。

 また、賞味期限については、「おいしく食べられる期間」であるために、期限の切れた後も衛生的には問題ない場合が多いのです。

 しかしながら、期限切れの食品を売るということは、衛生管理がずさんであり、将来的に食中毒を起こすリスクが高いと考えられるため、保健所では期限切れの食品は販売しないようにお店には注意しています。

 

 

消費期限、賞味期限が別の場所に記載されていてもいいの?

 一括表示とよばれる表示場所に表示することが困難などの場合は、一括表示様式の中に「消費期限は○○に記載」など、記載場所を指定することで、記載場所を枠外にすることができます。

ただし、「枠外に記載」や「別途記載」などは、具体的な記載場所を示していないので、「商品表面上部に記載」など具体的な記載場所を記す必要があります。

つまり、一括表示を見れば、必要な情報がどこに記載されているかも含めてわかる形になっています。