掲示板:平成29年度 食の安心・安全意見交換会 on web
投稿記事一覧
「たべしずねっと」について
名前:市川 陽子日付:2017/12/18 09:41:23
静岡市公式サイトにおける「たべしずねっと」の位置づけが、相変わらず下層にあって、初めて見に行く人にはなかなか探しにくいです。
おそらくほとんどの市民が知らずに生活しています。
「ZRATTO!しずおか」並みに、トップページにバナーを貼ることはできないでしょうか。
行政にもマーケティングに基づいた啓発活動が求められます。
主にⅠ-3に関連して
名前:市川 陽子日付:2017/12/18 09:43:21
東海大の後藤先生が、今後のHACCPの制度化に関して準備状況を質問されていますが、2020年には他にも、加工食品への栄養成分表示義務化の期限を迎えます。
以前の会議でも質問しましたが、県の講習会に協力していると、事業者ごとの個別の問題が徐々に大きくなっている感触があります。
対応をどのようにされていく予定か、お聞かせいただきたいと思います。
[1]RE:主にⅠ-3に関連して
名前:食品衛生課日付:2017/12/29 16:03:42
ご意見にあるとおり、栄養成分表示義務化について、周知はもちろんですが、事業者の知識や技術の習得が必要であり、そのために、以下のような取り組みをしています。
①周知、啓発について
市内の食品関連事業者に対し、営業許可の継続申請時や講習会で、新表示についての説明を含んだパンフレット(当課作成)を配布しています。また、静岡市食品衛生協会傘下の菓子組合等には、毎年開催している衛生講習会内で栄養成分表示の義務化を含む食品表示法の周知を行っています。協会外の団体等には、希望に応じて講習会にて説明しています。
②知識・技術の習得について
市内食品関連事業者は、静岡県主催の栄養成分表示講習会、食品表示責任者養成講習会に参加し、知識習得に努めていると考えています。
しかし、栄養成分表示は、深い知識が必要であり、個別的に対応していくことが大切であると認識しています。個別には随時、栄養成分表示の相談にのっており助言しています。平成29年度12月末現在で184件の相談を受けています。
また、夏のスーパーマーケット監視において、栄養成分表示等の疑義については、19件の指導、助言をいたしました。
その他に、今年度は、「栄養計算・栄養成分表示講座」を2回開催する予定です。1回目は8月に実施し、2回目は1月に開催する予定です平成30年度も同様に計画しています。
食品表示は事業者が自主的に自らの責任において表示するものですが、小規模事業者等には、繰り返し、栄養成分表示が必要になることの周知と合わせて表示技術取得等に向けた講習会の案内や、個別の表示相談を積極的に行っていく予定です。
HACCP制度化について
名前:海野 雅人日付:2017/12/18 09:55:30
行政は2020年までにHACCP全面適用方針を打ち出していますが、中小企業・小規模企業の食品等事業者への周知はどのようにおこなっていますか。
[1]RE:HACCP制度化について
名前:食品衛生課日付:2017/12/27 16:07:19
HACCPによる衛生管理は、先進国を中心に義務化が進められ、日本から輸出する食品にも要件とされるなど、国際基準となりつつあります。国としては、食品ごとの特性や、事業者の方々の状況を踏まえた実現可能な方法で着実な取り組みを推進してく必要があるとの考えが出ております。
中小規模事業者の方々においては、人的資源の不足等により導入を不安視する声も多いですが、市としては国の動向を注視しながら、国主導の検討会が進めている衛生管理計画の情報提供や、事業者の方々へ向けた研修会をおこない、理解が深められるように周知していきたいと考えております。
Ⅰ-1(1)2について
名前:石井 祐子日付:2017/12/14 10:45:08
今夏、関東の惣菜店で発生した集団食中毒では、発生した惣菜店が埼玉、群馬と県境をまたいでいました。また、死亡された女児が都内在住でした。
報道機関としては、できるだけ早期の情報提供を求めてしまうのですが、一方で、今回のように行政の管轄が分かれる場合の情報収集はなかなか難しいだろうなと感じます。県境をまたいだ事案発生時の、対応マニュアルのようなものはあるのでしょうか。
[1]RE:Ⅰ-1(1)2について
名前:食品衛生課日付:2017/12/27 16:05:40
対応マニュアルはありませんが、平成20年に発生した中国産冷凍餃子による薬物中毒事件において行政対応が遅れたことへの改善として、情報の集約・一元化による重大な食中毒事件(重篤患者の発生、広域/大規模発生等)の早期発見と被害拡大防止対策の強化を図るため、同年に事業者から保健所等への食品等に係る健康被害等に関する報告制度が導入され、翌年の平成21年に厚生労働省食中毒被害情報管理室を設置しました。さらに翌年の平成22年には都道府県等の本庁、保健所、地方衛生研究所等と即時情報共有を可能とするため、食中毒調査支援システム(NESFD:ネスフド)の運用を開始しました。
このNSFDの活用等により、可能な限り発生初期の段階から、厚生労働省及び関係都道府県等の間で患者の発生状況等に関する情報を共有するとともに、重大な食中毒事案の早期全容把握や事態の収拾に努めております。
情報提供について
名前:渡邉 良子日付:2017/12/13 20:21:51
12月6日に関東農政局からの情報で、ビワの種子の粉末は食べないようにしましょうのお知らせがありました。農水省のホームページにも出ていました。
情報によりますと、ビワ、杏、ウメ、モモなどの種子や未熟な果実の部分には、青酸を含む天然の有害物質「シアン化合物」が多く含まれているとありました。
今まで、杏仁豆腐を作る際、ビワや杏の種子を利用していましたのでびっくりしました。
香料を使用せず種子を使用している事業者や調理関係者もあると思います。一般の人はあまり使用していないと思いますが、市民に食育を推進している私達のような団体は大変気になります。情報が入り次第たべしずねっとなどで公開して頂きたいと思います。
Ⅰ-1(1)2について
名前:大塚 靖彦日付:2017/12/12 18:27:52
1)埼玉県のポテトサラダに起因したO-157については、トングを介した菌が原因である可能性が高いとの見解が一連の結末となった感じですが、その他の考えられる要因や防止策等、また事件後の経過について
2)神奈川県の学校給食での異物混入の報告件数について、報道以降に業者を変更し改善を図っていると思いますが、異物混入の件数が減った等、その後の動向について
情報提供お願いします。
[1]RE:Ⅰ-1(1)2について
名前:食品衛生課日付:2017/12/27 16:00:10
1)埼玉県のポテトサラダに起因した腸管出血性大腸菌O-157による事例については、従業員の便、調理器具から菌は検出されず、感染経路の断定には至っておりません。トングの可能性も報道されておりましたが、その他の要因としましては、包丁やまな板を介した調理室内での二次汚染の可能性も挙げられております。
防止対策は、他の食中毒原因菌と同様に加熱や消毒薬により死滅することから、通常の食中毒対策(食中毒予防の3原則)を徹底することが重要となります。
なお、今回の事例と同じ販売形態をとる惣菜販売店等に対し、調理器具の衛生的取扱い等、食中毒の予防対策の徹底について注意喚起の通知を発出しました。
事件後、群馬県は当該営業者に対して3日間の営業停止処分を行い、その間に施設の消毒の指導及び調理従事者への衛生教育を行った旨の情報提供を受けております。
閉会あいさつ
名前:静岡市食の安全 対策推進連絡会 事務局日付:2017/12/22 17:00:00
保健所食品衛生課長の永井でございます。
お忙しい中、貴重なご意見をいただきありがとうございました。委員の皆様からいただいたご意見・ご質問は、今後の市の事業をより良いものにするためになくてはならないものでございます。
なお、会議は一旦閉会させていただきますが、まだご質問・ご意見にお答えできていないものがございます。大変申し訳ございませんが、この電子会議室上で順次回答させていただきますので、いましばらくお待ちください。その回答に対してさらにご意見がある場合や、その他話題としたいことがある場合は、事務局までご連絡いただければと思います。
今後も、本市の食の安心・安全対策事業への皆様のご協力をお願いいたします。
お茶のおいしい入れ方教室の開催
名前:岩原 雅美日付:2017/12/13 20:31:33
1-4(2)31
大変良い事業ですが、次代を担う子どもたちのために継続することが大切だと考えます。静岡のお茶産業を支援するためにもシステム作りがあればと思います。
[1]RE:お茶のおいしい入れ方教室の開催
名前:農業政策課日付:2017/12/22 09:31:37
本市では、平成14年度より、お茶の入れ方を学ぶことを通じてお茶に対する味覚を育み、将来に渡ってお茶に親しんでもらい、併せて消費拡大に繋げていくことを目的として、市内全小学校を対象にお茶の入れ方教室を実施しています。
本事業は、静岡市茶どころ日本一計画に位置付けられ、お茶の啓発・消費拡大に繋がる重要な施策であると考えており、本市としましても継続して実施する予定です。
本事業は、教室の開催意向調査から実施、事後のアンケート調査までの事務をマニュアル化しており、日本茶インストラクターの派遣により実施しています。今後も円滑な事業実施に努めてまいります。
Ⅰ-4について
名前:石井 祐子日付:2017/12/14 10:30:50
静岡新聞の石井です。
ことし県の愛飲条例が制定されました。
Ⅰ-4(31)にありますように、静岡市ではすでにお茶のおいしい入れ方教室が継続的に行われていますが、今後拡大などの予定はありますか。
リーフ茶需要の低迷を見ると、日常的に緑茶を飲んでいない子供たちも多く、様々なお茶の飲み方提案があってもいいのかと感じます。また、他市で実施されているような学校給食でのお茶の提供も、緑茶消費につながる手段と考えます
[1]RE:Ⅰ-4について
名前:農業政策課日付:2017/12/22 09:30:22
本市では、平成14年度より、お茶の入れ方を学ぶことを通じてお茶に対する味覚を育み、将来に渡ってお茶に親しんでもらい、併せて消費拡大に繋げていくことを目的として、市内全小学校を対象にお茶の入れ方教室を実施しています。
現在は、教育委員会の意向により、授業のカリキュラムや授業編成等を踏まえ、小学校5、6年生を対象に、総合学習の時間を活用して実施することとしています。ただし、小学校3年生の総合学習において同様の講座の実施依頼を受けることもあるため、他学年での実施の可能性については今後の検討課題として捉えています。
様々なお茶の飲み方の提案については、まずは急須を使って温かいお茶を入れるという基本が重要であると考えており、入れ方教室では基本的な入れ方を学んでもらっています。ただし、水出しで入れるお茶にはカフェインが少ないことや、甘みが感じられることなどから、教室の中で講師から冷茶の情報提供などを行っています。現在では、水出しのお茶を手軽に家庭で楽しむことができる器具も販売されていることから、本市が行う事業においても機会を捉えてPRしているところです。
学校給食でのお茶の提供は、本市でも既に実施しております。詳細は静岡市学校給食課までお問い合わせください。
「静岡市食の安心・安全アクションプラン 平成28年度実績および平成29年度指標」はこちら
「静岡市食の安心・安全アクションプラン 平成28年度実績および平成29年度指標」
静岡市食の安心・安全アクションプランの詳細はこちら↓
「静岡市食の安心・安全アクションプラン 平成27年度~平成30年度」
平成29年度 食の安心・安全意見交換会委員
氏名(敬称略) |
所属団体および職名 |
岩原 雅美 | しずおか市消費者協会会長 |
渡邉 良子 | 静岡市食生活改善推進協議会会長 |
大塚 靖彦 |
株式会社静鉄ストア お客様相談・品質管理室取締役室長 |
赤堀 三代治 |
JAしみず 監事 ARMS代表 |
松岡 照美 | 静岡県農山漁村ときめき女性 |
海野 雅人 | 静岡市水産物商業協同組合 |
杉原 章二 |
株式会社ヤヨイサンフーズ 清水工場品質管理課長 |
市川 陽子 |
静岡県立大学 食品栄養科学部 准教授 |
後藤 慶一 |
東海大学 海洋学部 教授 |
石井 祐子 |
株式会社静岡新聞社 編集局 経済部 記者 |