水産商協 海野です
名前:海野 雅人日付:2013/02/12 16:20:34
「食の安全・安心」について、消費者の皆様に提供するという使命を果たすため、われわれ食品事業に携わる静岡市内の各組合が静岡市食品衛生協会と連携し、食品衛生指導員を輩出し活動を行っておりますが、今一歩という感じがあります。このことについて、さらに消費者に対し、適切な情報提供を図るには、食品衛生協会の組織強化ならびに食品衛生指導員の活動の活性化が必要だと考えます。
まず、営業許可証を取得し静岡市内で営業をされている食品事業者で食品衛生協会に加盟していない多くの事業者(特に大手外食チェーン店)を行政と連携し取り込み、さまざまな活動に食品衛生指導員として参加させ指導員の数を増やす事が必要です。また、最近では中食・外食などの進展により、台所に包丁・まな板のない家庭が増え、若い世代を中心に料理離れが進み、「食」についての関心が薄れてきているとも言われております。(堅苦しい)講演会・意見交換会などの開催も必要であるとは思いますが、行政・食品衛生協会・各組合・各事業者が連携し、消費者の皆様に楽しみながら学んでいただけるような料理教室などを企画し定期的に実施していく体制づくりが必要であり、地道な活動ではありますが、消費者の皆様に「食」についての関心を持っていただく事が「食の安全・安心」の普及に一番の近道だと考えます。