RE:№19 しずおかカラダにeat75について
名前:健康づくり推進課日付:2021/03/01 20:05:31
ご質問ありがとうございます。
令和2年度の食育ワークショップは第1回目を令和2年12月16日の午前、第2回を令和3年2月4日(木)午後に開催し、静岡県立大学食品栄養科学部、静岡英和学院大学短期学部、中央調理製菓専門学校静岡校の学生各3人、合計9人に参加していただきました。
内容は、コロナ禍で増える「おうち時間」に役立てるため、若い世代の課題である「朝食欠食」や「栄養バランスの偏り」などを解消するため、健康に配慮し簡単に調理できる「健康メニュー」を若い世代のアイデアで作成しました。
参加した学生の様子は、1グループ3人で一日分の「健康メニュー」を作成するため、それぞれが学んできた情報を共有し、相手の意見を尊重するなど協力しながら、取組んでいました。また、「今後、栄養士として働く上で参考となった」「自分が考えたメニューが取り入れられて、参加してよかった」という感想が聞けました。
また、出張型食育教室は、令和3年2月4日の午前中に、中央調理製菓専門学校静岡校の学生及び食育ワークショップ参加者の合計45人に参加していただきました。
その内容は、朝食、栄養バランスがよい食事の必要性に関する「食育講話」と「健康メニュー」の紹介を行いました。講話の一部は新型コロナウイルス感染防止対策として、リモートで行いました。参加者からは「栄養バランスの大切さ、朝食の重要性をとても感じた。」「朝早く起きて朝食を食べるようにしたい。」といった感想がありました。また、健康メニューについては、「減塩や彩などが考えられていて、今後の生活に生かしたい。」「野菜が多くてとてもおいしそうだった。」といった感想がありました。
パソコンやスマホを使った食育の若い世代への普及啓発に関しては、食育ワークショップでの意見を基に若者向け食育啓発冊子として、簡単レシピや知ってほしい食のことなどの情報を掲載した「健康貯金スタートブック」を作成し、市ホームページに食育啓発情報として掲載しております。また、スマートフォンで情報を入手しやすいように情報ページにアクセスできるQRコードをカード化し、保健福祉センター、子育て支援センター、生涯学習施設等に配布しています。今後も、パソコンやスマホを使った若い世代への効果的な情報発信について検討していきたいと思います。