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掲示板:「静岡市食の安全・安心アクションプラン平成24年度~平成26年度」の策定について

食の安心安全について

名前:海野 俊也(静岡新聞)日付:2011/10/25 13:23:27

 事務局から頂いた説明書きを、よく読んでいなかったのでネット意見交換が始まっていることを知りませんでした。初めて投稿します。

 先に投稿された方々の意見を見ますと、ことしはやはり放射性物質に関するものが多いと感じました。

 静岡の主産業であるお茶をはじめ、最近は乾燥椎茸まで暫定規制値を上回るという前例がない事態に、地元新聞社としてこの問題を、どう報道すればいいか、実に悩みながらの毎日を過ごしています。

 一貫して心掛けてきたことは、①事実は事実として正確かつ迅速に報道する②過度にセンセーショナルに走らない この2点です。

 丹誠込めた農産物が暫定規制値を上回ることで生産者は極めて厳しい状況に追い込まれます。ただ、この生産者も消費者も同じ被害者であることを忘れてはならないと思います。
 生産者の立場に配慮しながら、消費者に正しい情報を伝える。風評被害を起こさないよう、安心情報も可能な限り発信するよう配慮を重ねてきたつもりですが、これに関しては茶の販売状況を見る限り、どうにもならなかったようです。

 大事なのは来シーズン以降、静岡のお茶、椎茸をどう復権させるか。検査機器を整備して正確な数値を測定することも大切ですが、放射能とは何か、測定された数値は何を示しているのか、分かりやすく解説・教育するシステムを市は構築して頂きたいと思います。