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掲示板:「静岡市食の安全・安心アクションプラン平成24年度~平成26年度」の策定について

静岡市の放射性物質影響度調査に関して

名前:静岡市食の安全 対策推進連絡会 事務局日付:2011/09/29 15:59:00

赤堀委員から出されていました件の回答となりますが、他の委員の方にも関心の高い話題ですので新規スレッドとします。

Q 事故発生後の調査実態はどうなっていますか。課題は何ですか。

A 食品中の放射線測定については、検査機器体制が整備されていないこと及び今年度の監視指導計画外であることから、現時点では自主的な調査は実施していません。しかし、暫定規制値を上回った食品が流通している事実が判明し、現品が残っていることを確認した場合、速やかに国等に依頼して放射線測定を行い、その結果を消費者に情報提供しています。

今後、市内流通品のモニタリング等、より積極的に食品の放射性物質検査を実施する上で、以下のような課題について検討する必要があると考えております。

○規制値を超過した食品が見つかった場合、迅速な対応が可能な検査計画の策定
○市直営による機器整備体制の構築
○地場産品の測定(モニタリング)に対する「もしも」の場合の風評被害対策

流通している食品の検査を実施するにあたり、規制値を上回った場合に市民が摂取することがないよう、迅速な対応が可能な検査計画の策定があげられます。
また、現状のような他機関への委託による放射線の測定は時間を要するため、直営による機器整備体制の構築も、検査計画の策定には欠くことができないものです。
さらに、地場産品の測定についてはより慎重に対応する必要があります。事前に風評被害対策も協議する必要があるため、市の農畜水産物の所管部署やJA等との調整を図っていかなければなりません。


Q どのような基準で実施するのですか。

A 現状では牛肉流通問題同様、暫定規制値を上回った食品が流通している事実が判明したときには、速やかに調査を実施していきます。
平成24年度においては、監視指導計画に盛り込み調査を実施することを検討していますが、上記のような課題をクリアする必要があると考えております。


Q 検査機器の整備について

A 現在、本市においては放射線測定機器を所有していません。
放射線の測定対象は食品に限らず、一般環境、飲料水等多岐に亘りますが、現状では県のモニタリングの数値を指標の基準としています。本年12月には簡易なものではありますが、環境保健研究所に放射線測定機器(NaIシンチレーションサーベイメーター)1台が設置される予定です。
 
今後の検査機器整備計画については、放射線全般の測定計画及び機器整備体制を市全体として検討、調整しているところです。

令和7年度第1回会議資料はこちら

 

会議資料はこちら

資料⑤静岡市食の安全・安心アクションプラン(R6実績R7指標)

資料⑥【概要版】アクションプランR5-8 R5.3月(修正版)

資料⑦【公表用冊子】アクションプラン R5-8  R5.3月(修正)

資料⑧ アクションプラン変更及び修正点R7

資料⑧-2 アクションプラン変更及び修正点R6

令和6年度後期ヒヤリハット


 令和7年度 静岡市食の安全・安心意見交換会委員 

氏名(敬称略)

所属団体および職名
関本 三枝子

しずおか市消費者協会 会長

渡邉 良子

静岡市食生活改善推進協議会 会長

水野 裕司

株式会社静鉄ストア 
商品部 副部長

赤堀 三代治

JAしみず 代表監事
ARMS 代表

杉山 三保

静岡県農山漁村ときめき女性

海野 雅人

静岡市水産物商業協同組合
常務理事 事務局長

武田 直也

株式会社ヤヨイサンフーズ
品質保証部 清水工場品質管理課

市川 陽子

静岡県立大学 
食品栄養科学部 教授

後藤 慶一

東海大学
海洋学部 教授

西條 朋子

株式会社静岡新聞社
編集局 生活報道部 記者

大野 勇一

関東農政局 静岡県拠点
地方参事官室 総括農政推進官