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掲示板:平成26年度静岡市食の安全・安心意見交換会 on Web

イベント等の指導について

名前:大塚 晶美日付:2014/10/24 23:27:29

静岡県農山漁村ときめき女性の大塚です。
日頃市民が安心した食生活を送るために各方面からご尽力いただき感謝致しております。

三輪先生や事務局の方の話にあがった、「食の安全の確保のための施策」の「イベント等の指導」について加工品販売者の立場から意見させていただきます。

私たち生産者も直売所に出荷するために年1回の出荷研修会や、加工品販売者には、衛生講習会、加工所の許可を受けることが義務付けられています。それと同様に、イベント等の露天商の許可を受けている方々も講習会参加や、加工所の衛生管理などが義務付けられていることと思います。
しかし、今回の安倍川の花火大会のような大きな事件が発生してしまう原因として、浅漬けなどは、加工が手軽で販売しやすいものですが、塩分が薄くて痛みやすく、しかも熱を加えられていないので殺菌ができず、原料からの徹底した衛生管理に対する認識が足りない販売者がいるということがあげられます。
ですから、事務局のおっしゃる、ただ出展者と提供食品のリストを事前に提出するだけでは本当に効果が得られるのか疑問に思います。
食品を扱い販売することの責任と危険性について今以上に周知させる必要があるのはもちろんのこと、なかなか難しいかもしれませんが、実際、食中毒を未然に防ぐには、やはり、当日販売に至る前に現場でしっかり検査するしかないのではと考えます。

こうして義務付けられるものが増えていくことは営業者にとっても監視する側にとっても労力がいることですし、生産、加工、営業者が消費者の立場に立って販売できれば規制も少なくて済むのに、なかなか難しい問題です。
他の委員の方々のご意見もお伺いできればと思います。