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放射性セシウムが検出された牛肉の静岡市内流通について

2011/07/19

 最新情報は静岡市食品衛生課のサイトにて順次更新中です。

 東京都食品監視課の調査依頼で、放射性セシウムが検出された福島県南相馬産の11頭の牛と同一の牧場で飼育されていた牛の肩ロース肉が、静岡市清水区の食肉加工業者に流通していたことが判明しました。


 静岡市保健所食品衛生課の調査によると当該肩ロース肉は同社が平成23年6月10日に仕入れた27.8㎏の生肩ロース2本(①14.5㎏と②13.3㎏)です。


 ①静岡県の調査によると14.5㎏は6月11日に牧之原市の食肉販売業者に卸売され、4.7㎏は店頭販売、9.8㎏は飲食店等にて消費済みとのことです。


 ②13.3㎏は、静岡市葵区の飲食店に卸売されていました。当該品のうち300gはすでに消費済みですが、残品13㎏は冷蔵倉庫に保管されており、消費者に提供されるおそれはありません。


 静岡市保健所食品衛生課が厚生労働省横浜検疫所に放射能検査を依頼したところ、当該品の放射性セシウムの検査結果は1998Bq/kgでした。

 この牛肉300gを食べた場合の人体への放射線の影響は、胃のX線集団検診を受けた場合の約77分の1となります。