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HACCP (Hazard Analysis and Critical Control Point)(はさっぷ、はせっぷ)

 食品の衛生管理の手法の一つで、もともとは宇宙食の安全確保のために考案されました。
 従来の安全管理が、主に最終製品の検査で確保されていたのに対して、HACCP方式は、原料の入荷から製造・出荷までの工程において、あらかじめ危害を予測し、その危害を防止するための重要管理点(CCP)を特定して、そのポイントを継続的に監視・記録(モニタリング)し、問題があればすぐに改善措置をとることで安全性を確保しています。

 「HACCP認証」と書かれたラベルを貼った食品を時折スーパーなどで見かけますが、HACCPはあくまで手段であり、認証制度やレッテルの名前ではありません。